祐里工房は静岡県浜松市を拠点に、主に事業所向けのWebコンサル&制作とIT技術を使った業務改善&保守のお手伝いをしております。
2016年度より屋号を「樹里デザイン工房」から「祐里工房」に改めると同時に事業内容の統合をいたしました。
2023年から装置や電子回路基板などのハードウェア製作が難し状況にあるため、新規のご依頼をお断りしております。
当工房が過去に関わったことがある、製品やシステムのメンテナンスや修理と改修などの、サポートに関しては、引き続き全力でサポートしております。
祐里工房による製作手配や対応が難しい内容に関しては、過去の設計図面や改修履歴や、システム設計書など、お客様が次の一手を打てるようできる限りの情報共有などで、サポートしております。
大がかりなハードウェア製作が必要ない、ソフトウェアの改修や新規システム開発については、対応できるケースもあるため、まずはご相談ください。
祐里工房
代表 坂本 祐一
祐里工房では「自分たちが必要なものは自分たちで考え作るしかない」という気づきから、小さな仕組みをこつこつ作っています。
祐里工房では、ハンドメイドによる小さな工場設備や実験装置などの開発設計と製造を得意としております。
お客様の現場の小さな改善やヒヤリハット解消案を実現したいとき、汎用品では対応できなかったり、大規模プロジェクトによるシステム導入までは必要が無いような場合があります。
祐里工房ではそんなお客様と一緒になって解決方法を模索し、小さな機材や小さな装置の開発設計製作とソフトウェア製作で貢献いたします。
それぞれのシステムは、取るに足りない装置や、ソフトウェアシステムですが、現場と一丸となって生み出された仕組みは愛着を持って使われており、お客様からは仕事がさらに楽しくなったと評価を頂いております。
下記は祐里工房が貢献した装置やソフトのその一例です。
場所 | ハードウェア | ソフトウェア |
---|---|---|
工場 | 基板動作検査装置 連動型模擬負荷 | 品質管理帳簿 既存構内インフラ連携IF |
不良品破壊装置 不良率表示端末 不良品自動登録端末 不良損失単価表示端末 | 即応型生産調整IF 出荷及び生産計画 修正補助システム QCサークル連動IF | |
X線透過型判定装置 | 出荷連動管理IF | |
改善箇所確認記録用 表示端末と入力端末 | QCサークル電子ノート 社内Web閲覧システム | |
製造装置用 自動較正装置 | 機器保守管理IF | |
研究所 | 研究対象用 通信解析端末 | 通信バイパス応答模擬 自動判定ツール |
万能データロガー 汎用ハブユニット | 組み合わせ動作 確認ソフト | |
市販基準器制御I/F 市販測定器制御I/F | 基準器制御ソフトIF 測定器制御ソフトIF | |
電子模擬装置 | 模擬状態制御IF トリガー発生制御IF | |
各種試験器機 | 対応カスタムメイドIF | |
--- | 成果管理・閲覧 構内Webシステム | |
農業 | 温湿度光量プローブ | 環境記録 制御IFシステム |
自動撮影装置 (いろいろ発動トリガーI/F機能) (いろいろ発動トリガーリレー対応) (マルチカメラ対応) (赤外線カメラ対応) (赤外線ライト連動対応) (ディープラーニング用データ収集) (防犯カメラ連携用I/F) | 記録配信システム | |
害獣・不審者判別機能 (管理ソフト連動対応) (SMS送信機能) | ||
害獣・不審者記録機能 (管理ソフト連動対応) | ||
威嚇装置発動機能 (外部スピーカー害獣威嚇) (外部スピーカー対人注意喚起) | ||
警報・警告装置発動機能 (外部スピーカー対人警告) (TXT読上音声合成対応) | ||
送風・散水制御 | 連動記録システムIF 計画管理作成比較IF 実験電子記録ノート | |
培養液濃度プローブ 既成設備制御I/F | ||
事務所 | 出退勤電子スタンプ | 出退勤管理IF |
位置検出端末 | 位置確認連絡端末 | |
位置発信端末類 | ||
商品タグRW端末 | 商品管理連動IF | |
教育通信簿システム | ||
進捗状況閲覧システム | ||
顧客調査システム | ||
車両運行状況閲覧システム (GPS連動型、自動統計レポート出力対応) | ||
車両待ち時間調査システム (改善レポート出力対応) | ||
休憩実体調査システム (改善レポート出力対応) | ||
店舗 | 光学式人検出装置 | 来店記録確認IF |
来店傾向自動集計ソフト (周辺イベント気象データ等の条件自動取込対応) | ||
販売実績自動集計ソフト (POSデータの自動紐付け登録対応) | ||
色々発動ボタン | Web連動管理IF (WordPress対応) | |
販売実績自動集計ソフト連動 (管理項目手動追加機能付き) | ||
作業完了集計ソフト (管理項目手動追加機能付き) | ||
体温測定端末 猫の手 | 健康管理IF | |
自動呼び込みスピーカー ニワトリ君 | 遠隔接客システム 遠隔現場指揮システム | |
※ハードウェア項目のI/FはCAN通信やRS-485などの電気式、ソフトウェア項目のIF(インターフェース)は既存ソフトとの連携対応(拡張や改造)を含みます |
祐里工房では、個人情報および特定個人情報の取り扱いに関して、関係省庁や専門家への相談や指導元に、方針を定め、細心の注意を持って安全管理を実施し、適切な取り扱いを行っております。方針の詳細は個人情報保護方針をご確認ください。
2015年までは主に事業所向けのWebなどのデザイン関係の仕事を「樹里デザイン工房」の屋号で受けてまいりました。
もう一方で、納品会社の倒産などにより、相談先がなくなった研究開発向けの実験機器および工場生産設備の、保守相談や新製品製造対応改修といった補修修理等のアフターサポートを個人的に受けて参りました。
2016年度から「祐里工房」として2つの業態を一つに統合を行い、法人化または法人の一部門にシフトできるように活動してきました。
その後、新型コロナウイルスによるパンデミックなど、いろいろあり、現在は法人化へのシフトはせず、引き続き、個人事業主として、窓口の代理店を通した事業運営をしております。
「祐里工房のご紹介」に書きましたが、2023年以降、製品やシステムの新規開発に関するお仕事をすべてお断りさせていただいております。
新型コロナウイルスやインボイス制度の開始など、様々な要因によって、これまで祐里工房に協力してくださった、町工場や、少数部品の手配や運送を手配してくださった親方、電気配線や設備工事などの協力をしてくださった親方など、多くのパートナーの皆様が、引退や廃業を決意してしまいました。
ご高齢のパートナーの皆様の未来を考えたとき、新規製作が難しい状況になっております。
2020年の新型コロナウイルスによるパンデミックから、これまで祐里工房の設計するハードウェアの製作や、運搬設置で協力してくださったパートナーの多くが事業継続を断念し、2023年のインボイス制度の開始で協力依頼が難しい状況になりました。
そのため祐里工房では、2024年度から、物理的なハードウェア設計から離れ、システムやアプリケーションソフトウェア開発に舵を切りました。
生成AIなどの難しい事は、できませんが、これまで通り、小さなソフトや現場の気づきに対応できるソフトを開発しております。
現在は、ハードウェア製作がない、システム開発や、改善提案などのコンサル的なお仕事をしております。
細々とサポートを続ける中で、お客様からの暖かなお言葉や紹介をいただき、徐々に新たな仲間やパートナーの方が増えつつあります。
やはり祐里工房としては、ハードウェア設計が楽しいため、もう少し頑張ってみようと日々動いております。今後とも、ご支援をよろしくお願いします。
最後に、当工房が過去に関わったことがある、製品やシステムのメンテナンスや微改修、装置の修理、改修に関しては、引き続き、できうる限り全力でサポートさせていただきます。
よろしくお願いいたします。